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酸と塩基と価数

高校化学の酸性と塩基性について説明していきます。

塩基性とは、要するにアルカリ性のことです。

酸性である、とはその物質が水素イオンを出すことができる、ということです。

塩基性である、とはその物質が大体の場合は水酸化イオンを出すことができる、ということです。

大体の場合と書いたのは、アンモニア(NH3)という例外があるからです。アンモニアは水酸化イオンを出すことができないのに、塩基性となっています。

このとき、それぞれの酸性や塩基性が水素イオンや、水酸化イオンを出すことを、電離すると言います。

 

ここからは、酸と塩基の価数についてです。

酸の価数とは、酸の一分子が放出できる水素イオンの数です。

塩基の価数とは、受け取ることができる水素イオンの数、または塩基一単位が放出できる水酸化イオンの数です。

価数は、一価から三価まであります。

 

ここからは、水素イオンの濃度についてです。

電離している割合を電離度といい、α(アルファ)で表します。

αは0より大きく、1以下の数値で表し、電解した物質量(mol)/溶かした総物質量(mol)で表します。

電離度のαが1に近いほど、弱い酸性や弱い塩基性になります。0に近いほど、弱い酸性や弱い塩基性になります。

 

molについては別の記事で解説したいと思います。

 

今回は以上です。ありがとうございました。改善点等ありましたらコメントよろしくお願いします。